パーマをかけるとハゲる?薄毛との関係を理容師がわかりやすく解説
「パーマをかけるとハゲるって本当?」
薄毛が気になり始めた男性から、よく聞かれる質問のひとつです。 結論から言えば、 一般的なパーマをかけたこと自体が、男性型脱毛症(AGA)の直接的な原因になるわけではありません。
ただし、パーマでは薬剤を使用するため、髪や頭皮にまったく負担がないわけではありません。 施術方法や頻度、もともとの髪・頭皮の状態によっては、ダメージや切れ毛が増え、 「パーマをしたら髪が薄くなった」と感じることがあります。
今回は、「パーマをかけるとハゲるのか?」という疑問について、 理容師の視点からわかりやすく解説します。
結論|パーマ=ハゲる、ではない
男性の薄毛で多いAGAは、遺伝的な要因や男性ホルモンの影響などが関係して進行します。 そのため、「パーマをかけたからAGAになった」という単純な関係ではありません。
パーマで注意したいのは「毛根」よりも髪と頭皮への負担
パーマ剤は髪の内部に作用して形を変える施術です。 そのため、繰り返し施術すると髪が乾燥したり、強度が低下して切れやすくなったりすることがあります。
なぜ「パーマをするとハゲる」と言われるの?
パーマ後に髪が減ったように感じる理由として、主に次の3つが考えられます。
① 髪が傷んで切れる
ダメージが強くなると、髪が途中で切れる「切れ毛」が増えることがあります。 本数そのものが減っていなくても、短い毛が増えることでボリュームが落ち、薄く見える場合があります。
② 頭皮が刺激を受ける
頭皮が敏感な方の場合、薬剤によって赤み・かゆみ・ヒリつきなどが起こることがあります。 痛みや強い違和感がある場合は、無理に施術を続けないことが大切です。
③ もともとの薄毛が進行している
30代以降では、パーマとは関係なくAGAなどによって髪が細くなっているケースもあります。 パーマをかけた時期と薄毛が目立ち始めた時期が重なり、「パーマが原因」と感じることもあります。
薄毛の男性でもパーマはかけられる?
髪と頭皮の状態に問題がなければ、薄毛が気になる男性でもパーマを選択できる場合があります。
むしろ直毛でトップがペタッと寝てしまう方の場合、 適度なパーマで毛流れや立ち上がりを作ることで、地肌が目立ちにくくなる こともあります。
薄毛だからこそ「強くかけすぎない」
必要以上に強い薬剤や細かいパーマを選ぶのではなく、 今ある髪の太さやダメージに合わせて施術方法を調整することが重要です。
薄毛が気になる人がパーマをかける時のポイント
- 髪のダメージを確認してから施術する
- 頭皮に赤みや炎症がある時は避ける
- 短期間で何度もパーマを繰り返さない
- 必要以上に強い薬剤を使わない
- 薄毛を隠すだけでなく全体のシルエットを考える
特に薄毛の場合は、パーマだけでボリュームを作ろうとするのではなく、 カットと組み合わせてサイド・トップ・前髪のバランスを整えることが重要です。
「パーマでハゲるのが怖い」なら、まず髪と頭皮を確認する
パーマを一度かけただけで、それが原因となってAGAになると考える必要はありません。
一方で、すでに髪が細くなっている、抜け毛が増えている、頭皮に炎症があるといった場合は、 デザインだけでなく髪と頭皮の状態を確認してから判断することが大切です。
薄毛が気になる男性のパーマでは、 「強くかけること」ではなく、今ある髪を傷めすぎず、自然にボリュームを作ること がポイントになります。